NPO法人富山県ダンススポーツ連盟
会長 高田 順一

ごあいさつ

 昨年、理事長の笹山治一氏より相談を受け、殆どのスポーツ団体に言えることなのですが、近年会員の高齢化などにより会員数が激減し、会の運営も厳しい状況である旨お聞きし、又、県内には日本を代表する若手選手が育っていることも伺いました。
 ご存知の通り、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)は、ダンススポーツのオリンピック・パラリンピック種目化を目指して活動しています。そして本年JOC日本オリンピック委員会に対して2020年の東京オリンピックの正式種目化を目指す意思表明し、又、3月6日には、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)のカルロス・フライターク会長が来日し、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)とNPO法人日本車いすダンススポーツ連盟とで、記者発表が行われました。
 このようにオリンピックを目指す競技スポーツとして、また、老若男女が心豊かに楽しく健康増進ができる生涯スポーツとしてのダンススポーツを普及・振興する。という公益社団法人日本ダンススポーツ連盟の活動理念を拝見し、社交ダンスから発展したダンススポーツは、益々の高齢化社会に向けて生涯スポーツとしての果たす役割は大変重要になってくるものと思われます。
 日本国内における人口は200万人余りといわれており、年齢、性別を超えて、それぞれの身体能力に合わせて安全に楽しめるスポーツであり、アンチエイジング効果も高いと言われております。
 このように県民にとっても親しまれているダンススポーツの普及振興の一助になればと思い、会長職をお引き受けいたしました。
 私たちは、ジュニアの育成、競技選手の育成、そして県民の皆様方がダンススポーツを通して心豊かに健康増進を図っていただけるよう笹山理事長と共に会員一同積極的に活動してまいりますので、今後とも絶大なるご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。