設立趣意書

１　趣旨

　平成５年９月、ダンスを愛する仲間やサークルがダンススポーツの振興発展をめざし、県内統括組織として、富山県アマチュアダンス協会(平成11年には名称を富山県ダンススポーツ連盟に改称)を設立しました。 同時に日本アマチュアダンス協会(現在の(公社)日本ダンススポーツ連盟JDSF)に加盟し、今日に至っています。
　当連盟は、設立以来21年間、毎年、各市町村での健康スポーツセミナーでのダンススポーツの指導、地域総合型スポーツクラブにダンススポーツ種目を取り入れた三世代交流講習会の開催、ジュニア選手の育成、競技会の開催、技術認定会、ロシア沿海地方とのダンス交流などを通して、子どもから高齢者に至る多くの県民の皆様にダンススポーツの魅力を伝えてきております。
　平成19年、JDSFは、(公財)日本オリンピック委員会(JOC)の正加盟団体として承認されました。これに伴い、ダンススポーツは、平成22年の中国広州市で開催されたアジア大会の正式種目に採用されています。また、ダンスは、平成24年度から中学校保健体育の授業で必修となるなど、ダンススポーツの普及発展の機運は大いに高まってきています。
　しかしながら、当連盟では、近年、会員の高齢化などにより、加盟サークル(平成26年４月現在24(ジュニア４含)団体)・会員数(同320(ジュニア57含)名)とも、年々、減少傾向にあることなどから、事業執行面、財政面で運営が大変厳しい状況になってきております。
　このため、NPO法人格を取得することにより、社会的信用を高め、事業・会計の透明性も確保するなどして、これまで以上に県民の皆様のご理解とご支援を得て、事業の継続的かつ安定的な運営に努めるとともに、ジュニアの育成並びに各サークルの活動の活性化及び会員数の拡大などを図り、もって県民の健康増進と社会貢献に大きく寄与していこうとするものです。

２　申請に至るまでの経過

平成26年11月30日
　　　　　　　　　　　特定非営利活動法人富山県ダンススポーツ連盟
　　　　　　　　　　　設立代表者　　　　富山県富山市奥田寿町20番20号
　　　　　　　　　　　氏　　名　　　　　高　田　順　一